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2013-01-23

伝統なんて壊せばいい

久しぶりに母校のマンドリンサークルに顔を出してきました。
コントラバスを弾いている子が私の高校の後輩で、せっかくだから何か一緒にやろうと話したのです。
コントラバスとギターの組み合わせは私の知る限りではメジャーではありません。
でもやりたい曲があったので、二重奏版の楽譜を作りました。
コントラバスで可能な音域などあまり知りませんでしたが、昨日行ってみてようやく編曲もできてきました。
彼はいま試験期間中のため練習が出来ていませんでしたが、誠実な子なのできっと大丈夫でしょう。

話は変わりますが、相変わらず人数不足に悩んでいるサークルです。
マンドリンオーケストラは大学のサークルですと、1つの学年が各パートそれぞれにいることが望まれます。
マンドリンは1st、2ndで2人、マンドラで1人、マンドリンチェロで1人、クラシックギターで1人、コントラバスで1人と計6人ですね。
でも実際にはそんなうまくいかないわけで、1学年に3人とか4人とかになります。
そこでさらに問題が追加されます。
それは指揮者です。
この指揮者は2年生以上の学年で1人がやらなければいけません。
・・・なんで1年からやらないのか疑問ですが(1年からやっているけれど、本格的に練習するのは定期演奏会後)。
ということは1学年に7人いることが理想なのです。
しかし、大学生の本業は勉強ですし、遊びに行ったりバイトしたりもするでしょうから、サークルだけに力を注いでいるわけではありません。
当然、指揮者は同時に奏者でもあるので練習量は他の人よりも増します。
だから最近の傾向として、楽器練習が手につかなくなって指揮者に専念している子が多いです。

さらに、今年のサークルが直面している問題があります。
マンドリンチェロパートは現在1人しかいないのですが、その子が指揮者も兼任しているのです。
指揮者パートは楽器パートよりも優先されます。
つまり、来年度、1年生がマンドリンチェロパートに入ってこなければ合奏が出来なくなるのです。

・・・。
そこで思ったのは、指揮者の必要性です。
ただでさえ人数が少ないのにそこから指揮者を出すと合奏が成り立たなくなります。
だったら指揮者不在でアンサンブルをやればいいと思いました。
例年通りに考えればそんなことは許されない(?)かもしれませんが、指揮者よりもその楽器パートがいない方が問題なのだから、無理して指揮者に回す必要はありません。

また、どうしても指揮者がいないと合奏ができないというのであれば、指揮者はOBにお願いする方法もあります。
自分は指揮者ではありませんからこんなことを言うのは失礼かもしれませんが、私に近しい学年の子は指揮者をやりたいと言っているそうです。
卒業後、社会人団体に入ってもすぐに指揮者を任されることはありません。
だから後輩の指導もかねてその子が指揮者をやってくれたら、学生は演奏に専念できるはずです。

現状、人数不足からどのパートもOBの賛助出演をお願いしています。
そうしなければ、とてもじゃないけれど学生だけでは合奏が成り立たないのです。
それは指揮者も同じです。
しかし、何故か指揮者は賛助出演がありません。
社会人団体では指揮者は外部から雇う形式を取っているところも少なくありません。
もちろん1団体に1人は専属の指揮者がいるものですが、それがすべてではありません。

新人勧誘の時、誰も指揮者について話しません。
その話(2年生になったら誰か一人は指揮者をやらなければいけない)は入部してからしばらく経った夏にようやく話されます。
後輩からしてみれば「先輩、よくも騙したな」といったところだと思います。
みんな楽器が弾きたくてサークルに入ったのに、その楽器が弾けなくなるなんて思っていないでしょう。
もちろん指揮者と楽器演奏を両立し楽しんでいる人もいます。
でも、最近は両立が出来ていない子が目立ちます。

先輩がそのようにやっていたからそれは絶対に守らなければならないなんてことはありません。
その伝統が果たして自分たちに合っているのか。
合っていなければ壊してしまえばいいんです。
伝統の意味を考え、それが現状の自分たちに適していなければ、無理して合わせる必要はない。

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